インドかどっかの教典によると、
人は愛し過ぎたら、最後に求めるのは自分の死らしい。

おれが死ぬ時はルーベンスの絵の前で天使が降りてくるのか、
はたまた死神が現れるか。

おまえはいつか女に刺されて死ぬ、と言われ続けて２１年、うつぼです。

昨日は久しぶりの出会い。
そう、金を借りたまま逃げるようにして別れた女との出会い、
とかではなくて、
久しぶりに口にする酒。

これを飲まなきゃブログが始まらん、

「晴耕雨読　（芋焼酎）」

これはもちろんロックで。
正真正銘のコガネセンガンの味、
芋の甘さを最大限に引き出していて、
すうっとノドを通る。
匂いはやや弱いと感じるが、
雑味がなく、いい焼酎だ。

うん、幸せだ。

音楽や、風景、酒、久しぶりに感じた時ってのは、
昔の記憶に繋がる。
不思議なもんでほとんどは美化されている時が多いが。

あ〜、あの時もこの曲流れていたなぁ〜とか、
この時はこんな事言ってたっけ。
とか。

おれにはもちろん、
一本の酒、一杯のカクテル、
本業に戻れば数えきれないほどの記憶が蘇るだろうな。

それが怖くもあり、楽しみでもあると、
思わせてくれた昨日の晴耕雨読。

好きなお酒かカクテルってある？
って聞いて、ないと言われりゃバーテンダーも少し寂しい。

自分の好きな酒かカクテルがない人は探してほしいね、
いまそばにいる人と一緒に。

すればその酒の記憶はそばにいた人の記憶と一緒に頭に残る。

何年かして蘇る思い出を、
そして昔の自分を笑いつつ、
それをつまみにして酒を飲むって、おつではないかい？笑。